この神社の祭神は
伊弉諾・
伊弉冉神となっているが、実際には木造十一面観音菩薩、聖観音菩薩、神像の3体がまつられている。社殿前にある石灯篭には、「明和七(1770)
庚天七月吉日」とあり、
鰐口は元禄3年(1690)に奉納されている。
この狛犬は
阿形が全高40.0p、台座の長さ42.0pであるのに対し、
吽形は全高39.5p、台座の長さ33.0pである。このため阿形が非常に大きく見える。安山岩で風化は強いが破損はしていない。いわゆる蛙型の顔をしており、古風でよい狛犬である。
灯篭との比較で、鰐口と同じ頃のものではないかと思われる。
関連資料→
133.大間見白山神社 狛犬 、
島七代天神社石造狛犬