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  秋の日帰り研修実施! 「富山県 井波別院瑞泉寺拝観と南砺平高等学校郷土芸能部公演観劇」 

 平成28年11月3日(木)、秋の日帰り研修が27名の参加で行われました。バスの関係で人数制限が有り、申し込まれても参加できなかった会員もおられたようです。次回の研修には是非ご参加ください。
 



 瑞泉寺は、真宗大谷派で本願寺第5代綽如上人によって開かれ、北陸の浄土真宗信仰の中心として多くの信者を集め、また越中の一向一揆の重要拠点ともなったそうです。 しかし、三度の火災で消失し、その都度再建されてきました。現在の本堂は、明治18年(1885)に再建され、間口25間(46m)、奥行23.5間、総面積約590坪(1.950u)、単層入母屋造りの北陸随一の大伽藍であるとのことです。 本堂の棟にある金の紋章が屋根に反射している状景は、雨の日にしか見えないとのことでした。また、瑞泉寺入口の高岡門左右の石垣は、大和町徳永の矢野原という人の指導のもとに造られたものであるとの説明でした。
 

 帰りは、世界遺産・合掌造り集落がある五箇山の平芸能まつり(南砺平高等学校郷土芸能部による民謡)を観劇しました。南砺平高校は、全校生徒100名ほどの小さな学校ですが、約半数の生徒が郷土芸能部に所属し、地元に伝わる民謡の保存と伝承を目的に地元保存会の指導のもと稽古に励んでいるとのことでした。 平成6年から全国高等学校総合文化祭に参加し、平成9年には優秀賞・文化庁長官賞を受賞、以来最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞するなど、入賞回数は全国一となっているそうです。
 「全国大会も終わり、この日出演した生徒は、1・2年生だけで人数も少なく機敏さや迫力もこれからです。また、学校の活動が知られるようになり、城端など平野部からの入学生が増え、現在は約8割がそうした生徒です。」と顧問の先生が話しておられました。 この日は、「こきりこ」、「お小夜節」、「早麦屋」、「麦屋節」を披露してくれました。  





 資料の一部を次のとおり紹介します。


南砺平高等学校 郷土芸能部           戻 る
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